放送開始数時間経過もプロ棋士が対局する雰囲気なし→そのまま対局なしで放送終了
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第1回将棋ウォーズ聖帝戦 最終日生中継
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○ 石田直裕 藤森哲也 ● 加古川青流戦
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加古川青流戦中継サイト
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解説:戸辺誠 六段 聞き手:貞升南 女流初段
将棋ウォーズ - 第1回将棋ウォーズ聖帝戦ランキング(10月01日0時〜10月25日23時) http://t.co/NR3RUITqog #shogiwars プロ棋士公開されました!
— みなみん@将棋ウォーズ (@warsminamin) 2014, 10月 21
渡辺ブログ更新
http://blog.goo.ne.jp/kishi-akira/e/ca3f0874eec6339c26457fd1d154d270
昨日関東某道場で友人と検討していて、見たことのない異筋にあまりにも感動したので△9一銀周辺について書かせてください
(本当は中終盤のそれまでの手順も超絶技巧が織り交ぜられているのですが、多岐に渡るためここでは省きます)
24では一応六段の居飛車党です
ちなみに、棋譜コメント(感想戦コメント)は家に帰ってから読みました
研究会の検討で出た内容と併せて、翌日自宅のPonanza先生に精査をお願いし、いろいろな手を検討した結果をまとめてみたいと思います
まず134手目の△8二銀から
ここは誰もが浮かぶ▲9四竜も、結果的にはやはり堅実な手段でした
△5七桂成▲6八銀打△4七歩成と後手の一瞬の堅さを利用した絡みつきがあって、緩手を指せば怪しくなります。しかし、
一気に決めるならば、一例は△4七歩成以下▲4一飛(▲6二角成以下の詰めろ)△6八成桂▲同銀△5三銀(詰めろ逃れ)▲5四桂△4四銀▲6二桂成△同玉▲6四竜△6三歩▲4四竜で寄りとなります
▲4一飛に駒を渡さず△5一香と受けても、▲6二角成△同玉▲5七銀がぴったりの決め手で、後手は△同とと取るよりありませんが、以下▲6四竜~▲5四桂の筋が炸裂して即詰みです
実戦心理としては▲9四竜と引いた瞬間が後手玉が堅く、△5七桂成に▲6八銀打となけなしの銀を投資し、さらに△4七歩成の追い打ちが来ますので、後手の持ち駒の不足を認識していたとしても、長引く懸念があり、羽生名人としては選ばれにくかったのかもしれません
本譜はおそらく誰もが予想しなかった▲8二同竜でした
この手は本当に驚きました
△同香には▲9一飛の追撃が厳しく、△8一香打の1手に▲9三歩の凡手が確実な2手スキになり先手勝勢です(以下△5七桂成にも▲6八香で問題ありません。後手には有効な手段が無いことを確認してください)
よって、△同玉とするしかありません
しかし問題はここです。同玉はわかるのです
「しかしいったい同玉の後に何があるの?」
リアルタイムでその局面を読んでいたときは、果たして明快な寄せがあるのか私たちは懐疑的に検討していました
(続)
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