● 糸谷哲郎 深浦康市 ○ 王将戦
○ 羽生善治 久保利明 ● 王将戦
![]()
http://www.shogi.or.jp/kisen/oushou/65/hon.html
ソフトの棋風分析が終わった
やり方は棋士の場合と同じ
全体の傾向として人間よりも攻めっ気が高く、弱いソフトは非常に個性的、稲庭は予想通りの結果
レートが高い方が平均的に攻めっ気が高いという傾向は棋士と同じになった
同系のソフトがあるので細かい統計数字はあまり意味がない
R2000以上のソフトに限ると148ソフトで平均-0.0934、分散0.00493
平均は棋士の-0.213に比べて大きい、同系ソフトがあるはずなのに明らかに個性も強い
勝敗補正をしているが、それでも勝率が高い方が攻めっ気が大きくなっている
これは弱い受け志向のソフトとの対局数が影響していると思われる
本当はもっと棋譜の厳選が必要なのかもしれない
データの一覧
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org593683.txt.html
プロ棋士の棋風 攻め・受けランキング
http://i2chmeijin.blog.fc2.com/blog-entry-3006.html
この論文は面白い
将棋における棋風を学習するための棋譜分析の取り組み
http://id.nii.ac.jp/1001/00145748/
やっているのは各棋譜の先手・後手を攻めと受けの棋風に分類する
それらの棋譜をそれぞれ4万局用意してボナメソで学習させて比較するというもの
攻めと受けの定義は中盤の指し手において敵玉と自玉のどちらにマンハッタン距離が近いか
この定義だと穴熊等は問答無用で攻めの棋風になってしまうがそこは開き直るw
通常はこのように何らかの特徴を持つ棋譜のみを集めて学習させると過学習で弱くなる
しかしもし仮に棋風というものが強さと独立して存在するのなら棋風を再現しながら強さを維持できるはず
結果は有意に弱くなった
(本当はオリジナルだけではなく攻め受けの両方の棋譜をまとめて学習させたものとの比較もほしいが)
また本来は対局の棋譜を最初の分類法によって分類して棋風が再現できているかを
確かめなければならないが示していない
示しているのは一致率(過学習の結果)と問題集回答(無意味)だけなので多分まともな結果が出ていないのだろう
| HOME |