この論文は面白い
将棋における棋風を学習するための棋譜分析の取り組み
http://id.nii.ac.jp/1001/00145748/
やっているのは各棋譜の先手・後手を攻めと受けの棋風に分類する
それらの棋譜をそれぞれ4万局用意してボナメソで学習させて比較するというもの
攻めと受けの定義は中盤の指し手において敵玉と自玉のどちらにマンハッタン距離が近いか
この定義だと穴熊等は問答無用で攻めの棋風になってしまうがそこは開き直るw
通常はこのように何らかの特徴を持つ棋譜のみを集めて学習させると過学習で弱くなる
しかしもし仮に棋風というものが強さと独立して存在するのなら棋風を再現しながら強さを維持できるはず
結果は有意に弱くなった
(本当はオリジナルだけではなく攻め受けの両方の棋譜をまとめて学習させたものとの比較もほしいが)
また本来は対局の棋譜を最初の分類法によって分類して棋風が再現できているかを
確かめなければならないが示していない
示しているのは一致率(過学習の結果)と問題集回答(無意味)だけなので多分まともな結果が出ていないのだろう
論文には「中盤」の定義が書いてないが
そこだけはっきりさせれば判定プログラムを書くのは簡単だな
棋譜を集めれば各棋士・ソフトの攻め・受けの棋譜の割合を算出することができる
レートと割合を縦・横軸において平面上に一覧プロットしたら面白そう
>>263で書いたことをやってみたが中々興味深い結果が出た
今は時間がないので夜に書く
中盤の定義ってどうやるんだ?
手数を3分割して真ん中のやつでいいのか?
それとも何か局面の進行度を定義して分類しないとダメか?
そういう抽象的なことではないんだが
まー目的を鑑みると手数の三分割でいいか
おれをあんな天才と一緒にするなw
棋風の存在についてはここでも前から議論があり個人的には懐疑的だったので>>251に基づく分析をやってみた
結論としては攻め・受けについては棋風が定義できる可能性があり、また勝率とゆるく相関しているだろうことも分かった
・2ch棋譜(2013年まで)を用いて100局以上の棋譜がある現役棋士、大山康晴、大内延介、升田幸三、中原誠、米長邦雄、木村義雄の棋譜を分析した
・用いた棋譜は投了決着で50手以上、150手以下のものに限定
・手数で三分割した中盤の指し手において互いの玉が自陣にいる時に着手位置がマンハッタン距離で自玉の方に近い手を受けの手、敵玉の方に近い手を攻めの手とする
・攻めっ気 = (攻めの手の数 - 受けの手の数) / (攻めの手の数 + 受けの手の数)を定義する
攻めっ気の平均値は-0.213、序盤の陣形整備の手が入り込んでいるため低い(実際に中盤の境界を後ろにずらすと攻めっ気の平均値は上がる)
絶対値よりも相対値に注目
攻めっ気と勝率、もしくはレート(2013年1月時)との相関はグラフ上で小さいように見える
攻めっ気の分散は
全体: 0.00398 (棋士数134, 平均-0.212)
勝率0.5以上: 0.00341 (棋士数83, 平均-0.208)
勝率0.65以上: 0.0024 (棋士数9, 平均-0.181)
なので、勝率が高い棋士ほど棋風が少ない(最善手が多い?)という傾向は見える
平均値が上がるのは勝ちの将棋で攻めることが多いためだろう
以下に計算結果を貼る
量が多くないので全て貼ってしまっていいだろう
この攻めっ気が従来言われている棋風と合致しているかを確認してほしい
攻めっ気順位: 棋士名 (用いた棋譜における勝率) 攻めっ気 (用いた棋譜数、攻めと受けの手の合計数)
1: 田中寅彦 (0.492) -0.031 (724, 12310)
2: 山本真也 (0.403) -0.0478 (154, 2447)
3: 浦野真彦 (0.441) -0.0525 (367, 5902)
4: 阪口悟 (0.53) -0.0801 (132, 2209)
5: 村田顕弘 (0.547) -0.0828 (106, 1703)
6: 藤井猛 (0.586) -0.11 (748, 12335)
7: 豊島将之 (0.672) -0.122 (229, 3661)
8: 長岡裕也 (0.493) -0.129 (134, 2142)
9: 戸辺誠 (0.628) -0.129 (172, 2877)
10: 森信雄 (0.418) -0.131 (165, 2906)
11: 片上大輔 (0.62) -0.133 (184, 3104)
12: 高橋道雄 (0.515) -0.133 (911, 15168)
13: 村中秀史 (0.496) -0.135 (139, 2270)
14: 塚田泰明 (0.523) -0.138 (625, 10442)
15: 広瀬章人 (0.639) -0.138 (244, 3921)
16: 小林裕士 (0.568) -0.139 (280, 4263)
17: 村山慈明 (0.593) -0.139 (231, 3683)
18: 飯島栄治 (0.587) -0.139 (264, 4146)
19: 阿部健治郎 (0.729) -0.143 (96, 1524)
20: 畠山鎮 (0.518) -0.143 (456, 7316)
21: 小林宏 (0.423) -0.148 (326, 5214)
22: 糸谷哲郎 (0.689) -0.149 (206, 3531)
23: 田村康介 (0.517) -0.151 (288, 4328)
24: 丸山忠久 (0.622) -0.151 (925, 14682)
25: 中座真 (0.508) -0.152 (260, 4291)
26: 及川拓馬 (0.49) -0.154 (104, 1591)
27: 升田幸三 (0.594) -0.155 (775, 13432)
28: 行方尚史 (0.594) -0.158 (502, 8193)
29: 永瀬拓矢 (0.689) -0.158 (90, 1551)
30: 松本佳介 (0.445) -0.163 (211, 3391)
31: 畠山成幸 (0.492) -0.165 (415, 6948)
32: 渡辺明 (0.666) -0.166 (577, 9307)
33: 羽生善治 (0.728) -0.167 (1709, 27724)
34: 三浦弘行 (0.532) -0.169 (554, 9004)
35: 深浦康市 (0.615) -0.172 (825, 13653)
36: 阿久津主税 (0.585) -0.174 (354, 5604)
37: 松尾歩 (0.6) -0.175 (335, 5420)
38: 脇謙二 (0.44) -0.177 (468, 7313)
39: 先崎学 (0.553) -0.177 (586, 9571)
40: 金井恒太 (0.625) -0.182 (112, 1771)
41: 真田圭一 (0.554) -0.183 (354, 5818)
42: 室岡克彦 (0.357) -0.183 (314, 5111)
43: 久保利明 (0.598) -0.184 (706, 11927)
44: 平藤眞吾 (0.532) -0.185 (293, 4886)
45: 谷川浩司 (0.624) -0.186 (1868, 30352)
46: 神崎健二 (0.499) -0.186 (359, 5994)
47: 大石直嗣 (0.5) -0.188 (82, 1343)
48: 井上慶太 (0.506) -0.19 (634, 10200)
49: 西尾明 (0.555) -0.19 (191, 3080)
50: 大内延介 (0.46) -0.191 (604, 10454)
51: 北浜健介 (0.52) -0.191 (383, 6117)
52: 伊藤能 (0.48) -0.191 (150, 2404)
53: 近藤正和 (0.531) -0.192 (241, 4002)
54: 佐々木慎 (0.569) -0.194 (204, 3442)
55: 中尾敏之 (0.437) -0.197 (103, 1771)
56: 藤原直哉 (0.452) -0.198 (303, 4901)
57: 桐山清澄 (0.467) -0.201 (880, 14879)
58: 島朗 (0.455) -0.204 (754, 11917)
59: 増田裕司 (0.485) -0.205 (167, 2720)
60: 屋敷伸之 (0.593) -0.207 (697, 11732)
61: 青野照市 (0.447) -0.208 (771, 12582)
62: 佐藤紳哉 (0.54) -0.209 (235, 3722)
63: 菅井竜也 (0.733) -0.21 (90, 1481)
64: 飯塚祐紀 (0.511) -0.21 (323, 5337)
65: 田丸昇 (0.401) -0.211 (439, 7281)
66: 東和男 (0.357) -0.213 (297, 4845)
67: 米長邦雄 (0.546) -0.215 (1223, 20769)
68: 小林健二 (0.484) -0.215 (535, 9469)
69: 加藤一二三 (0.482) -0.215 (1284, 22465)
70: 日浦市郎 (0.501) -0.216 (423, 6724)
71: 堀口一史座 (0.516) -0.217 (353, 5625)
72: 泉正樹 (0.466) -0.217 (395, 6435)
73: 佐藤康光 (0.625) -0.217 (1214, 20121)
74: 中田功 (0.49) -0.218 (404, 6786)
75: 金沢孝史 (0.379) -0.221 (95, 1510)
76: 長沼洋 (0.581) -0.221 (406, 6870)
77: 中村太地 (0.623) -0.221 (175, 2756)
78: 遠山雄亮 (0.46) -0.222 (124, 2043)
79: 千葉幸生 (0.568) -0.223 (190, 3097)
80: 中田宏樹 (0.547) -0.224 (510, 8268)
81: 福崎文吾 (0.44) -0.224 (616, 10136)
82: 堀口弘治 (0.394) -0.224 (264, 4125)
83: 村田智弘 (0.494) -0.227 (176, 2951)
84: 伊藤博文 (0.36) -0.228 (178, 2949)
85: 郷田真隆 (0.613) -0.228 (923, 15129)
86: 杉本昌隆 (0.512) -0.23 (463, 8129)
87: 佐藤天彦 (0.702) -0.231 (161, 2629)
88: 伊奈祐介 (0.482) -0.231 (170, 2708)
89: 南芳一 (0.528) -0.233 (779, 13015)
90: 佐藤和俊 (0.597) -0.233 (176, 2896)
91: 有森浩三 (0.56) -0.237 (293, 4858)
92: 大平武洋 (0.512) -0.244 (162, 2559)
93: 瀬川晶司 (0.562) -0.246 (153, 2522)
94: 森内俊之 (0.615) -0.248 (1066, 17299)
95: 野月浩貴 (0.521) -0.249 (315, 5042)
96: 富岡英作 (0.441) -0.25 (413, 6673)
97: 阿部隆 (0.554) -0.25 (646, 10564)
98: 高田尚平 (0.498) -0.252 (289, 4803)
99: 橋本崇載 (0.583) -0.252 (302, 4790)
100: 北島忠雄 (0.516) -0.254 (279, 4502)
101: 上野裕和 (0.416) -0.254 (161, 2420)
102: 稲葉陽 (0.65) -0.254 (137, 2226)
103: 横山泰明 (0.597) -0.255 (176, 2910)
104: 矢倉規広 (0.523) -0.26 (243, 4045)
105: 鈴木大介 (0.548) -0.261 (465, 7936)
106: 中原誠 (0.59) -0.261 (1599, 27254)
107: 所司和晴 (0.404) -0.261 (275, 4579)
108: 小倉久史 (0.518) -0.262 (388, 6747)
109: 西川慶二 (0.34) -0.267 (353, 5790)
110: 宮田敦史 (0.629) -0.268 (205, 3164)
111: 木下浩一 (0.416) -0.27 (262, 4310)
112: 神谷広志 (0.432) -0.272 (451, 7194)
113: 窪田義行 (0.554) -0.274 (285, 4906)
114: 森けい二 (0.473) -0.276 (802, 13731)
115: 田中魁秀 (0.36) -0.276 (369, 6041)
116: 石川陽生 (0.482) -0.284 (330, 5663)
117: 中川大輔 (0.568) -0.285 (555, 9557)
118: 木村義雄 (0.669) -0.287 (299, 5114)
119: 森下卓 (0.573) -0.291 (906, 15097)
120: 中村修 (0.501) -0.294 (661, 11396)
121: 佐藤秀司 (0.521) -0.298 (382, 6440)
122: 安用寺孝功 (0.52) -0.302 (177, 2896)
123: 大山康晴 (0.629) -0.303 (1761, 32050)
124: 宮田利男 (0.381) -0.303 (215, 3323)
125: 山崎隆之 (0.62) -0.306 (439, 7059)
126: 土佐浩司 (0.432) -0.307 (396, 6490)
127: 川上猛 (0.447) -0.315 (237, 4036)
128: 岡崎洋 (0.423) -0.32 (246, 3874)
129: 木村一基 (0.624) -0.32 (527, 8492)
130: 豊川孝弘 (0.573) -0.328 (321, 5509)
131: 藤倉勇樹 (0.421) -0.34 (107, 1857)
132: 中村亮介 (0.558) -0.349 (181, 2990)
133: 勝又清和 (0.439) -0.352 (230, 3745)
134: 島本亮 (0.431) -0.358 (116, 1917)
以上
攻め将棋で有名な塚田泰明が14位、受け将棋で有名な木村一基が129位ということで傾向は出ていると思う
次はソフトの棋風解析だが、これは今からfloodgateで棋譜をダウンロードして解析するので週末になる
ソフト毎にダウンロードできたっけか?
棋譜の勝率が高いと必然的に攻めている局面が多くなるので
攻めっ気が大きく出るから本当は補正した方がいいんだろうな
勝ちと負けの棋譜が同数になるようにサンプルを選ぶ、勝ち負けの棋譜数に応じて手に重みをつける等
後はやはり対局相手があっての棋風なので(自己対局だと定義によりゼロになってしまう)
対局相手(ソフト)を限定して測定するか、雑多な集団の中で測定するかで違ってくるだろう
ただし勝率やレート等と同様に大まかな傾向として攻めっ気というのはあってもおかしくないと思えるようになった
≪ コンピュータ将棋ソフトの棋風 攻め・受けランキング | HOME | 深浦「対局中に豊島さんの視線を感じて照れる////」 ≫
計算方法を定義することが難しいんよね。
なかなか興味深い。
単純な手数三分割は、作為の入りにくさと
各方面から平等にツッコミが入る点である意味優秀かも。
江戸時代の強豪棋士なんか玉頭戦の頻度も高そうだし攻めっ気結構低く出るんじゃないか
アマ高段レベルの人に一つ一つこの辺から序盤、中盤、終盤になってるって定義してもらったらもっと楽しそう
流石に実現できないだろうけどw
>33: 羽生善治 (0.728) -0.167 (1709, 27724)
>34: 三浦弘行 (0.532) -0.169 (554, 9004)
>35: 深浦康市 (0.615) -0.172 (825, 13653)
【悲報】深浦、また三浦に頭ハネされて、羽生との並びを阻止される
藤井システムでの居玉で戦場から遠ざかるって構想が反映されてるからか
モテは真ん中くらいか
やや守備的な森内より大介が下にいるのは意外だ
結果を見る限りではそれなりに傾向が出るものなんやね
単純に自陣か敵陣どっちに手を入れたかで見ても同じ感じになるかな?
勝った将棋にのみ絞ればどうなるのか気になる
上位ほど、ドS的性格ってことなのか
また、下位ほどどMなのか
その期間だと永瀬はまだ振り飛車の棋譜の方が多いんじゃないのか
4: 阪口
6: 藤井
9: 戸辺
11: 片上
27: 升田
43: 久保
53: 近藤
54: 佐々木慎
63: 菅井
74: 中田
90: 佐藤和
104: 矢倉
105: 鈴木
108: 小倉
113: 窪田
114: 森
122: 安用寺
132: 中村亮
一見確かにと思ったが
本当にそうか?
先に攻め手を指したほうが攻め続けることになり攻め倒すこともあるが、攻めといて切れて負けってパターンも多くない?
世は勝率が高い人ほど相手に攻め急がせて受けきり勝ちとかが多い可能性もあるのでは?
検証してみないとわからないが
勝率高いのに中盤に羽生さんや菅井くんがいるしね
現代の結果を残してる棋士が比較的敵玉派なのは分かるが
その中に升田の名がしれっと並んでるのが面白い
先手にとっては角換わりの方が攻撃的な戦型とかわかるんか?
あと山ちゃんが守備的になるのは漠然とした手が守備的と判定されやすいからかも
結構合ってるな
駒組みに手数がかかる戦型を好む棋士だと、序盤の自陣への手入れでも中盤で計算されそうだし
島のように早投げだと、序盤の駒組みでも中盤で計算されそう。
でもうまく傾向が出てるよね。
もちろんこの手法では実際とは離れた数字になってしまう棋士も何割かは含まれてるだろうけど
面白かった
例えば、玉が隅っこにいる割合とこの攻めっけ指数の相関をとってみたら、たぶんプラスになるはず。
「中盤で攻め手と受け手どっちを選ぶ傾向にあるか」の指標としてはいい線いってるかな。
やっぱり自陣の形を考慮に入れないのはちょっと無理がある
先手の飛車が2六⇒7六に来た場合どちらの玉にも近づいています。
攻めの手・受けの手どちらに分類されるのでしょうか?
敵陣なら攻撃の手にしたらいいのに
>この定義だと穴熊等は問答無用で攻めの棋風になってしまうがそこは開き直るw
と書いてあって認めてるよ
マンハッタン距離だから受けの手でしょ
>敵玉(△7二王)と自玉(▲7八玉)のどちらにマンハッタン距離が近いか(▲7六飛)
つってんだから受け手になるんでないの
指し手が自玉と敵玉のどちらに近いかで判断って書いてあるのに読んでないのか
それは平均-2.1勝率五割で-2.0勝率六割五分で-1.8と順に攻め手が多くなってる部分についての考察の事だと思います。
つまり勝ち将棋の方が攻めてる可能性が強いのでその分、値に反映されているのではないか?ということです。
仮に高勝率棋士でも勝率五割の相手の値を比較したらそこまで優位の値は出ないだろうという事を言いたいのだと思います。
こういうところでグチグチいうなら自分で作れ
もしくは作れる実力はないが、参考になるはずと思う意見なら
言葉使いくらいしっかりしろ、なぜ上から目線なんだ?
穴熊側は攻めの手、銀冠側は受けの手に認定されてしまうね
言葉遣いってwここ2chまとめブログのコメント欄ですけど
そこは開き直るって前提条件で作ってるんだから当たり前じゃん
ソフトの無意味な王手連続とかな
っていうかまず思想が危なすぎ
妥協&マッチポンプを反省するどころか開き直って、自分が納得する材料にまでしちゃうとか
将棋だから悪意がないってだけで、黒人がサルに近いとかいうトンデモ理論と根っこはおんなじ
気づかず鵜呑みにしてる連中も相当危ない
「攻め手/受け手」なんだわ。
こっちのほうが多分比較指標として傾向見やすいと思う。
数値的には、カウンター攻撃が一番強いんだろう。
だいたいの奴がこういう事考えるのは面白いぐらいの間隔だろう。
おそらくこの辺りが攻防のバランスがベストなんだろうね
どんなやり方でもいいからまず一定のルール(レギュレーション)に従った純粋な数字だけを抜き出してそっから考察すること、現代研究の基本なのにな
1. 手数で三分割して全ての手を序中終盤に分類する
2. 序中終盤の分類を使って、序中終盤の識別モデルを作る
3. 2の識別モデルを使って、再度全ての手を序中終盤に分類する
4. 2〜3を収束するまで繰り返す
特徴量に何使うとか、識別モデルをどうするかとかはあると思うけど。
羽生世代の20代の棋譜と30代の棋譜で攻めっ気に違いが出ているのかどうか?とか
5: Bonafish_0.39 (R3109, 0.73) -0.0711 (477, 6923)
6: ponanza-990XEE (R3388, 0.848) -0.0718 (6236, 91781)
11: Apery_i7-5820 (R3241, 0.835) -0.0944 (407, 5890)
47: Titanda_L (R3125, 0.734) -0.168 (15636, 228509)
62: gpsfish_XeonX5680_12c (R3171, 0.844) -0.182 (10077, 145881)
66: NineDayFever_XeonE5-2690_16c (R3420, 0.879) -0.184 (9268, 130439)
81: Shueso (R2858, 0.688) -0.202 (1074, 14905)
86: nozomi_i7-4790 (R3050, 0.598) -0.209 (398, 5836)
111: YssF_6t_x1 (R3062, 0.769) -0.228 (819, 12393)
116: AWAKE_i7_5960X_8c (R3281, 0.911) -0.232 (439, 6296)
142: ttkn_eval130807_2630QM (R3034, 0.73) -0.265 (1110, 16307)
164: CrazyKing (R3047, 0.724) -0.289 (2333, 34409)
177: Gekisashi_X5590_7c (R3193, 0.765) -0.328 (1896, 27511)
ポナンザは攻め将棋で、AWAKEは受け将棋だった
でも振り飛車になってからは棋風少し変わったしな
カジュキとマンモスはまあそうだろうなとは思う
他に中盤に入る前に駒ぶつけるケースってあるっけ
終盤はどう判定して良いものか
相手玉周辺の駒を取り始めたらだいたい終盤だろうか
攻めっけが高くでるんだろうな。
モデルとしては十分評価できると思うよ
あとは文句があるなら自分の考えを評価に織り込んで実際の数字を出して反論することやね
攻め傾向が強く出るんだろうね。
という事は振り飛車党は攻め傾向が出やすい?
力戦ダイスキーなシマーと教授がいちばん下にいるのか。
あと大山名人も実は攻め将棋でしたね
自陣、敵陣に手を入れた回数で判定すると精度が悪くなると思う。攻める時に4~6段目にも駒を進めるからね。その部分がカットされてしまうし。L1距離で測るのは妥当ないい方法だと思う。
より将棋っぽい距離としては、その駒と相手玉のみ存在するとして、その駒のみ何手進めば詰むことができるかを距離としてもいいと思う。自玉への距離は、その駒の向きを変えて考えればいい。ただ面倒な割にあまりいい結果にはならない距離だとは思うんだけどね。
※45
中盤の定義としてなぜそのレスだと抽象的なのかというと、駒組みが終わったかどうかという部分が曖昧だから。駒がぶつかるだけでいいなら、角交換がなされた時点で中盤になってしまう。
そこを判断できるのは経験とかが必要になるわけで、コンピュータによる解析にかけるには厳密な定義ができなかったり、人によって判断が分かれるものは定義にならない。
9位「攻める振り飛車党」戸辺誠
14位「攻め100%」塚田泰明
20位「マモルは攻める」畠山鎮
94位「鉄板流」森内俊之
123位「受けの達人」大山康晴
120位「受ける青春」中村修
129位「千駄ヶ谷の受け師」木村一基
よく言われる棋風・キャッチフレーズと一致してるのはこのへんか。
棋風とはまた違うけど
1位「序盤のエジソン」田中寅彦
6位「(序盤の強さについて聞かれ)序盤は趣味」藤井猛
17位「序盤は村山に聞け」村山慈明
27位「新手一生」升田幸三
ってのもまた特徴的かもしれん
升田先生は一昔前の大棋士が受け傾向にあるのを考えると相当ずば抜けてたのではないか
1位のタナトラ先生は「元祖居飛穴」なんてキャッチフレーズもあるし、納得の1位やね
序盤で有利にしてあとは攻め倒すだけ、ということか
でも時々ファンタが…
なんであんなに偉そうに言うのだろうと、いつも不思議に思う
そのうちに「格調高い」とか
「軽い捌きに定評がある」とか
「細い攻めを繋げるのが上手い」とか
「攻めても受けても力強い棋風」とか
「相手の手をころす方針を貫く激辛流」とか
こういった棋風も数値化できる日が来るのだろうか。
なるほど。
鈴木大ちゃんの順位が低いのは自身は振り飛車穴熊を使わず
相手が居飛車穴熊にしても銀冠で立ち向かうからか。
受けの棋風に分類されてしまうんだな。
ナベが「羽生さんとは読みがよく合う」という発言してるから偶然とは思えないな
>32: 渡辺明 (0.666) -0.166 (577, 9307)
>33: 羽生善治 (0.728) -0.167 (1709, 27724)
大量のコメント付きの棋譜が量産されるようになれば
自然言語解析と組み合わせて手を分類できる特徴を抽出することは可能だと思う
コメ付きの棋譜の量が現状ではそこまで多くないのでまだ難しいけど
12: 高橋道雄 (0.515) -0.133 (911, 15168)
17: 村山慈明 (0.593) -0.139 (231, 3683)
22: 糸谷哲郎 (0.689) -0.149 (206, 3531)
24: 丸山忠久 (0.622) -0.151 (925, 14682)
29: 永瀬拓矢 (0.689) -0.158 (90, 1551)
71: 堀口一史座 (0.516) -0.217 (353, 5625)
73: 佐藤康光 (0.625) -0.217 (1214, 20121)
77: 中村太地 (0.623) -0.221 (175, 2756)
85: 郷田真隆 (0.613) -0.228 (923, 15129)
102: 稲葉陽 (0.65) -0.254 (137, 2226)
個別のそうした問題は統計的に有意なレベルで発生しなければデータ量でカバー可
それより穴熊等の戦型による傾向の違いの方が傾向として大きく影響すると思われる
その点,勝ってるのに受けの手が多いかじゅ
マジレスすると野月にとって広瀬は弟弟子だから
呼び捨てにするのが「礼儀」として正しい。
広瀬のほうが段が上とか関係ない。
他人に対しては弟子は師匠も呼び捨てにするしな。
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自分が理解出来ず納得も出来ないから「ただの◯◯、無意味」と批判したくなる
政治家を見下す土方みたいなもん
負けが多い棋士は受け手が増えることになるから
勝った棋譜の駒がぶつかってからの平均手数の方がいいと思う
囲いの堅さで手数が変化するから
それは囲い別で適当な定数倍したらある程度の精度な棋風が出るんじゃないか?
定数倍は囲い別の平均手数から算出するとかしたらどうだろ
もうちょっと定義を議論して正確な棋風分析をしたら面白いとは思う